自動車整備士の採用難を解決する採用サイト制作事例|尼崎市で75年続くダイゲン自動車工業
「整備士はかっこいい。その誇りを伝えたい」
そう語るのは、兵庫県尼崎市で一般車両から、トラック・特殊車両・公共自動車まで、多種多様な自動車整備を75年にわたって担い続けてきたダイゲン自動車工業株式会社の3代目・将太さんです。
LiB.Designでは、同社にとって初となるオフィシャルサイトの制作を担当しました。ただサイトを「作る」だけでなく、現地に赴いての取材・社員インタビュー・動画撮影・Indeed対策のための構造化タグの実装・会社ロゴのリニューアルまで、採用マーケティング全体を一貫してサポートした事例をご紹介します。
創業75年の節目と、3代目への事業承継を見据えた「初めての会社オフィシャルサイト」

ダイゲン自動車工業は、尼崎市で75年以上にわたり地域の物流インフラを支えてきた整備工場です。運送用トラック・特殊車両・特装車両・公共自動車の点検から修理まで対応し、自社工場で車検検査が完了できる「指定工場」として、短納期での対応力を強みに持ちます。
創業以来初めてとなる会社オフィシャルサイトを立ち上げた理由は明確でした。採用です。
深刻化する自動車整備士の人手不足。会社が成長し、100年企業へと歩みを続けるために、次世代を担う良い人材が必要でした。そして3代目への事業承継を見据え、将太さんが入社した2025年、会社の「外への発信」が本格的に始まりました。
「75年続いてきたのは、小さな積み重ねがあるから。でも外には何も伝えていなかった。それを変えたかった」と、将太さん
「整備士はかっこいい」ーキャリアコンサルタントの視点で採用課題に向き合う

私がWeb制作だけでなく国家資格キャリアコンサルタント2級技能士を持っていることは、採用サイト制作において大きな強みになっています。求人市場の動向、整備士という職種が持つ課題、求職者の心理——そうした採用・キャリアの視点を制作に直接反映できることが、他のWeb制作会社との大きな違いだと感じています。
自動車整備士は、全国的に慢性的な人手不足が続く「採用難職種」のひとつ。長年「3K(きつい・汚い・危険)」のイメージを引きずり、若い世代への訴求が難しいとされてきました。
しかしLiB.Designは、この課題に対して別の見方をしました。
「汚れた作業服で真剣に働く姿は、かっこいい。そのかっこよさにちゃんと光を当てれば、若い人にも必ず伝わるはず」と、将太さん
「整備士はかっこいい」という誇りをWebサイトとコンテンツで可視化すること。それがこのプロジェクトの核心でした。
現地取材:社員5名へのインタビューと工場での撮影
採用サイトで最も大切なのは、「この会社で働きたい」と思ってもらえるリアルな情報です。カタログのような紹介文ではなく、働く人の言葉と表情が伝わるコンテンツをつくるために、LiB.Designはダイゲン自動車工業へ現地に赴き、1.5日間にわたる取材を実施しました。
取材でお話を伺ったのは5名の社員。元ディーラーの整備士で8年のキャリアを持つMさんは、経験者だからこそわかるこの工場の魅力を話してくれたました。また、自動車関連企業でのキャリアを積み上げ、ダイゲン自動車工業のフロント担当を務めるKさんは、長年の経験から生まれた「信頼のつくり方」を語ってくれました。そして未経験からスタートし、整備士としてを資格を取り、キャリアを積む理由を率直に語ってくれた若手整備士Oさん。年代もキャリアも異なる5人の言葉が、ダイゲン自動車工業という会社の全体像を映し出しています。
インタビューは単なるQ&A形式に留まらず、キャリアコンサルタントとしての経験を活かしたヒアリングで、それぞれの方の「その仕事を続ける理由」「転職者へのリアルなメッセージ」を引き出しました。
「自分の腕がどこまで通用するか試したくて来た。今は国産全メーカーの故障診断からエンジン修理までできるようになった」K.M.さん(1級自動車整備士)
工場の「リアル」を伝える写真・動画撮影と編集
インタビューと並行して、工場内の現場撮影も実施しました。
- 工場内の様子・作業風景のクローズアップ
- 社員一人ひとりの表情と手元を捉えたポートレート撮影
- インタビュー動画の撮影・編集
「整備士はかっこいい」を言葉だけでなく、写真と映像で証明する。採用検討者がサイトを訪れた時に「ここで働きたい」と感じてもらえる視覚的なコンテンツを丁寧につくりました。
求人エンジンに対応する「構造化タグ」の実装
デザインや文章が優れていても、求人情報が正しくインターネット上に届かなければ意味がありません。
LiB.Designでは、採用サイトに求人情報の構造化データ(JobPosting)を実装しました。これにより、Googleなどの求人エンジンが採用情報を正確に認識し、検索結果や求人サービスへの自動掲載が可能になります。
AI検索(AIO)が普及する現在、構造化タグを持つ採用ページは、「自動車整備士 求人 尼崎」「特殊車両 整備士 転職」といったキーワードでAIに引用・紹介されやすくなります。
「採用サイトを作った」で終わりにするのではなく、検索エンジン・求人エンジン・AIすべての接点でダイゲン自動車工業の採用情報が届く設計を施しました。
次世代へのバトンを表現する「新ロゴ」の制作

3代目への事業承継、そして100年企業を見据えた節目のプロジェクトとして、会社のロゴも一新しました。
75年の歴史を持ちながら、新しい時代に向かって進化する。その意志を視覚的に表現したデザインを提案・制作。「古い会社が変わろうとしている」ことを、求職者にも取引先にも伝える新しい顔が生まれました。
陶國社長が語った言葉
このプロジェクトを通じて、LiB.Designが最も大切にしたのは陶國社長の言葉でした。
「75年はゴールじゃなくて、85年、100年に向けたスタートです。もし皆さんが興味を持って、この仕事をやってみようかなという気持ちがあれば、ぜひいい仲間として参加してほしい」
「町工場のミシュランになりたい」と語る社長の言葉には、地域に根ざした誇りと、次世代を迎え入れたいという真摯な思いが込められていました。その想いをコンテンツに込めることが、LiB.Designの仕事でした。
まとめ:「採用マーケティング」は、Webサイトを超える
ダイゲン自動車工業のプロジェクトは、ホームページ制作という枠をはるかに超えた取り組みでした。
- キャリアコンサルタントとしての採用課題への深い理解
- 社員5名の現地インタビューによる「働く人の声」の可視化
- 写真・動画による「整備士のかっこよさ」の視覚的表現
- 構造化タグによるテクニカルAIO
- 100年企業の節目にふさわしい新ロゴデザイン
採用に悩む中小企業・製造業・整備業の経営者の方、「自社の魅力を伝えられていない」とお感じの方は、ぜひご相談ください。

ダイゲン自動車工業株式会社のWebサイトはこちらからご覧いただけます>>
https://daigen-mechanic.co.jp/

